医師になりたいという人が多い時代ですが、同じ医療関係でも歯科医師になりたいという人もいたりすることは確かです。医学部に行くには少し難しいという場合や親や身内が歯医者であって、その跡継ぎとして国家試験に合格して歯科医になりたいという場合もあります。それぞれの事情によって、異なります。歯医者になるためには、大学に進学する必要があります。
それも6年制の歯学部になります。6年間専門的な勉強をしていくことになるのです。留年せずに6年間で卒業するにしても、卒業時の国家試験に合格しなければいけないので、それなりに勉強をし続ける必要があります。そして国家試験に合格したら、研修医としての1年間が待っているのです。
それでは歯科医になるための大学選びをどうすればいいのかということを考えていきましょう。国公立の大学では東京医科歯科大学をはじめとして、北海道大学や東北大学、新潟大学、岡山大学、長崎大学など、一部の大学に設置されているので限られてしまいます。それに対して、私立大学ではかなりレベルも幅広いので、こだわりがなければたいていはどちらかに合格できることでしょう。歯科医師になるには、それほど大学名は関係ないと思っていていいでしょう。
しかし、大学によっては国家試験に力を入れていて合格率が高いところもあれば、そうでもないところもあります。また、合格率が高くてもそのレベルまで達していない学生を留年をさせて、実質の合格率を上げているところもあるので、見極めが大切になります。